インフルエンザ
ワクチンの予防接種をすることにより、インフルエンザや肺炎などの病気にかかりにくくなったり、軽くすんだりします。
当院では成人向けに、インフルエンザワクチン、および肺炎球菌ワクチンなど各種ワクチンの予防接種を行っております。
※接種開始は9月末(日時は決定次第お知らせします)
インフルエンザとは
インフルエンザウイルスに感染することによって起こります。
インフルエンザにかかった人が咳やくしゃみなどをすることにより、ウイルスが空気中に広がり、それを吸い込むことによって感染します。
インフルエンザの流行は、通常、初冬から春先にみられますが、ときには春期、夏期にもみられ典型的なインフルエンザの症状は、突然の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などで、のどの痛み、咳、鼻水などもみられます。
普通のかぜに比べて全身症状が強いのが特徴です。
インフルエンザ予防接種の有効性
インフルエンザ予防接種の有効性は世界的にも認められており高齢者の発病防止や特に重症化防止に有効であることが確認されています。
接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに2週間程度かかり、その効果が十分に持続する期間は約5ヶ月間されておりますがより効率的に有効性を高めるためには、毎年インフルエンザが流行する前の12月中旬までに接種を受けておくことが必要です。
インフルエンザワクチンを受けられない方
- ● 明らかに発熱のある人(体温が37.5℃以上の場合)
- ● 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人
- ● インフルエンザ予防接種に含まれる成分によって、アナフィラキシーを起こしたことがあることが明らかな人(卵アレルギーの方)
※「アナフィラキシー」というのは通常接種後約30分以内に起こるひどいアレルギー反応で、発汗、顔が急にはれる、全身にひどいじんましんが出る、吐き気、嘔吐(おうと)、声が出にくい、息が苦しいなどの症状になります。
料金について
インフルエンザワクチン
4,000円(税込)
補助について
当院では一般社団法人 東京都総合組合保健施設振興協会(東振協)と提携しております。
ご希望の患者様は以下URLにて確認の上、ご来院くださいませ。
東京都総合組合保健施設振興協会(東振協) | インフルエンザ予防接種の健保組合共同事業のご案内
MRワクチン(風しん麻しん混合ワクチン)
MRワクチンとは、麻疹(はしか)と風疹(三日ばしか)を予防するワクチンです。成人がかかると重症になることが多く、特に妊娠初期に風しんにかかると先天性風しん症候群という病気を持った赤ちゃんが生まれる可能性が高くなるため、成人にも接種が推奨されています。
※MRワクチンは生ワクチンのため妊娠中の方は接種ができません。
MRワクチン費用の助成について
- ● 定期予防接種の対象者を除く、2~18歳の港区民で、定期予防接種(1・2期)の接種機会を逸した人へ自己負担なしで任意接種を受けることができます。
- ● 接種日現在、19歳以上で0歳児と同居する港区民の保護者等に対して麻しんの抗体検査を行い、検査の結果、抗体価の低い場合は麻しん風しん混合ワクチン等の接種費用の助成を受けることができます。
- ● 接種日現在、19歳以上の港区民で、妊娠を希望している女性とその夫(パートナーも含む)、同居者に対し、風しんの抗体検査を行い、検査結果、抗体価の低い場合は麻しん風しん混合ワクチン等の接種費用の助成を受けることができます。
- ● 昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性(対象世代の男性)が風しんに係る定期の予防接種の対象者として追加されました。 期間中は全国、原則無料で抗体検査・定期接種を受けることが出来ます。(令和4年3月31日まで)