日本循環器学会認定循環器専門医(14306号)として、循環器専門外来を行っています。
循環器内科とは、心臓や血管に関連する疾患の治療および予防などを行うところです。
高血圧症をはじめ、不整脈・狭心症・心不全などの疾患の治療、それらの危険因子である脂質異常症・糖尿病・高尿酸血症の管理も行います。
また、健康診断で、高血圧、心電図異常などを指摘された場合には、二次検査や場合によっては治療を行います。より高度な検査が必要な場合は、大学病院などの連携医療機関への紹介を行います。
高血圧症
血圧140/90以上を高血圧症といいます。血圧が高い状態を放置しておくと、徐々に動脈硬化が進行します。そのため高血圧症の方は、動脈硬化が原因の狭心症・心筋梗塞・脳梗塞などの心血管イベントの発症率が非常に高くなります。当院では、治療が必要かどうかの判断を行ったうえで、生活指導・外来加療または経過観察を行います。
狭心症・心筋梗塞
動脈硬化が原因で心臓の周りの冠動脈に狭窄および閉塞が起こると狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患を発症します。労作時の胸部の疼痛や圧迫感が典型的な症状ですが、全く症状のないタイプの狭心症もございます。心臓周囲の症状のある方、心電図異常を指摘された方は、当院にご相談ください。
心不全
心不全とは、心臓の拍出量が低下する病態です。動くと息切れがする、横になると苦しいなどの症状が見られます。原因としましては、心臓弁膜症、心筋症、心筋梗塞などの冠動脈疾患、貧血、不整脈など様々です。息苦しいなどの症状のある方、健康診断で心拡大あるいは心雑音を指摘された方などは、当院にご相談ください。
不整脈
不整脈とは、脈が乱れる病気ですが、種類は様々です。放置しても問題のないものから、脳梗塞や心停止まで命にかかわる種類もあります。また、心臓に原因のあるものと、原因のない突発性のものとあります。脈が乱れる、動悸・息切れがする、意識がなくなるなどの症状がある方、心電図上、不整脈を指摘された方は、当院にご相談ください。