花粉症治療

花粉症について

花粉症について

花粉症とは、スギやヒノキ、ブタクサ、カモガヤ、シラカバ、ヨモギなどの植物の花粉が目や鼻などの粘膜に触れることによって引き起こすアレルギー性の病気です。

目の症状は、かゆみ・涙・異物感・充血などです。

鼻の症状では、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどで、鼻の症状は、風邪の諸症状に似ています。

目や鼻の他にも、咳・かゆみ(喉や皮膚)・頭重感・頭痛・倦怠感・不眠・下痢・熱っぽい(ほてり)・イライラ感など、様々な症状が起こる場合があります。

花粉症の治療について

花粉の飛散前・飛散中の治療について

花粉症は症状が悪化すると薬が効きづらくなります。

症状が出る前や早い時期(症状が軽いうち)に薬を使い始めると、花粉の飛散量が多くなる時期でも症状をコントロールしやすくなり、強い薬を使わずに済む場合もあります。

当院では内服薬・点眼薬・点鼻薬などの花粉症のお薬を処方しておりますので、毎年つらい花粉症でお悩みの方は症状が出る前に早めにご相談ください。

スギ花粉症対策として、1月下旬から2月上旬頃からの治療開始をお勧めいたします。

花粉の飛散時期以外の治療(減感作療法)

舌下免疫療法

※初回治療は毎週金曜日に実施しております。事前にお電話にてご予約下さい。

当院では、スギ花粉症を対象とした減感作療法「舌下免疫療法」による花粉症治療を行っております。

「舌下免疫療法」とは、アレルゲンが配合された治療薬を「舌の下」にしばらく含んでから飲み込み、少しずつ免疫をつくっていくアレルゲン免疫療法の一種です。長期にわたり適切に治療を行うことで、アレルギー症状の緩和や、持続的な効果が期待できます。

● 舌下免疫療法の注意点

※治療開始時期について

花粉飛散時期には開始はできないため、花粉シーズンが終わった頃、6月から12月末に治療を開始するのが望ましいです。

毎年スギ花粉症で悩まれている方や今までの治療では効果が上がらなかった方は、一度当院までご相談ください。

※副作用や注意が必要な方

副反応としては、アレルゲンを投与することから、服用後にアレルギー反応がおこるおそれがあります。

また、以下に該当する方は舌下免疫療法を開始できない場合や、治療開始に慎重な判断が必要となる場合があります。必ず事前に医師へご相談ください。

  • ● 妊娠している、もしくは、近いうちに妊娠希望の方、授乳中の方
  • ● 重症の口腔アレルギー、喘息、気管支喘息の症状がある方
  • ● 重篤な心臓の病気を合併している方
  • ● 免疫不全などの病気の方や治療で免疫抑制剤を使用している方
  • ● ステロイド、抗がん剤、β遮断薬など特定の薬を内服している方

舌下免疫療法は長期的な治療期間が必要になります。3年~5年ほど継続して服用していきます。

治療の流れ

手順1:問診と検査

治療の対象となるかどうかは、診察を行った上でアレルギー検査を行い、スギ花粉症と診断する必要があります。(1年以内にアレルギー検査を受けたことがある人は結果がわかるものがあれば、省略できます。)

手順2:治療説明

治療のスケジュールや服用方法、起こりうる副作用について説明します。その上で、治療を受ける意思を確認します。

手順3:投与開始

初回の投与は院内で行います。投与後は、30分間急な副作用がないかを院内で観察します。問題がなければ、翌日からは自宅で毎日服用し、1週間後に再受診していただきます。

手順4:治療継続①(投与開始1週間後)

来院時に体調や副作用の有無を確認し、治療を続けても良いかどうかを判断します。問題がなければ、その後は月1回通院していただきます。

手順5:治療継続②(月1回通院)

来院時の注意点

初回の内服時はアレルギー症状の有無等を確認するため、院内で30分待機となります。お時間に余裕をもってご来院下さい。

最終更新日:2026年9月2日

監修医師:山下理比路

医療法人社団優春会 理事長

・医師/医学博士

・日本集中治療医学会 集中治療専門医

・日本医師会認定 産業医

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